たくやかつみの日記

自己顕示欲の廃棄場

個人的2021年春の覇権アニメ

2021年春アニメ*1


takuya-katumi.hateblo.jp

↑前期はこちら

 

anime.eiga.com

たくやかつみです。

クソみたいに寒い冬が終わり、ようやく暖かくなってきました。まもなくクーラーなしではやっていけない暑さになると思うと憂鬱ですね。
年金をアホみたいに取られて怒り狂った以外に特に変わったことはありませんでしたが、思い返してみれば本当に長い3か月間でした。やっと今年も半分なんですね。

歳をとると時間が早く感じると言われていますが個人的にはまだまだ長いトンネルを進んでいる感じです。

来期はいいことあるといいですね。

僕が見たアニメ


 早速今期見たアニメを箇条書きしていきます。
基本的に3話以上視聴したものを載せています。

見たアニメ一覧

全13ですがその中でも完走した7作には下線を、さらにその中でも特によかったと思う3作には赤文字で表記しています。

今期はラノベ原作が多い印象で漫画原作はあまり目立っていなかった気がします。
毎週楽しみに見ていた作品数もちょっと少なかったので何日かは過去作を見ていたりもしていましたがまあアニメを消費することに忙しさを感じなかったのはいいことだったのかなとも思います。本来楽しむためのアニメを義務感で消費していては本末転倒ですからね。

とはいっても今期もしっかり良作が出ています。
今回も特に僕の心を掴んだスーパーカブ」「シャドーハウス」の2作を紹介していこうと思います。

スーパーカブ


 

supercub-anime.com

 親もない、金もない、趣味もない、ないない少女がスーパーカブ(原付)に出会ったことで日常に彩を感じていく、そんな作品です。

ジャンルとしてはゆるきゃん△に似た感じですが個人的にはゆるきゃん△以上に共感できる内容でした。
なぜなら僕も偶然同時期に原付を購入していたからです。

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スーパーカブではないですが……

まずなにが共感できるんやという話なのですが
やっぱりまずここですよね。

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©Tone Koken,hiro/ベアモータース

自転車の上り坂の辛さがわかる少女

そう、彼女は元自転車の民だったわけですね。
上の記事でも書きましたが自転車の民にとって原動機付自転車とは神の乗り物なんですよ。

 そしてスーパーカブに出会ってから彼女の生活にが生まれていくわけです。
ちょっと遠くのスーパーに行くという小さいことから最終的にはカブ仲間もできて、積極的に交友を深めるようになっていきます。

僕は原付を乗り始めてここまで充実はしていませんが、初めて原付を手に入れたときの躍動感や無敵感が主人公の小熊ちゃんといい感じにリンクしていて毎週ウキウキでした。
最終回もダレることなくしっかりとまとまっていたので文句なしの名作だったと思います。

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©Tone Koken,hiro/ベアモータース

シャドーハウス


shadowshouse-anime.com

今期の貴重な漫画原作枠であり個人的今期覇権アニメです。
個人的に絵柄が苺ましまろっぽいと思ってたのですが見始めるとそうでもなく単純に主人公であるエミリコ(金髪の子)が苺ましまろっぽいだけでした。

主人公の人間のような女の子は実は人間ではなく生き人形という設定で、自分と同じシルエットをしたシャドーという一族の「顔」として仕えるという設定なのですがここがまず個人的にすごいなと思った点です。

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Ⓒソウマトウ/集英社・シャドーハウス製作委員会

だって普通こういうのって仕えるのは影のほうであって顔がある生き人形のほうが主であるのが一般的じゃないですか……まあ後半になるにつれちょっとそこらへんは議論の余地ができてくるんですけど……。
仕事柄アニメ化する少し前に原作1巻の表紙は拝見していたのですがその時点ではこの金髪の女の子がたった一人の人間で、影がメイドとして仕える館「シャドーハウス」で生活するちょっと不思議な日常を描いた話とかそんな凡作をイメージしていたのですが全然違っていて目から鱗でした。

キャラクターはそれぞれ「シャドー」と「顔」で別扱いになるので、そう見るとそれなりの数になりますが全員きちんと違いがあり、魅力的に仕上がっています。

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Ⓒソウマトウ/集英社・シャドーハウス製作委員会

そして安定して作画が良い。

全体的に明度が暗めなのである程度画面を明るくしないと見えないのが難点ですが、シルエットだけのシャドーの感情や、何をしているのかがしっかりと伝わります。
制作は「CloverWorks」というところなのですがこの制作会社、実は前回の個人的2021年冬覇権アニメにて見事選ばれたワンダーエッグと同じ制作会社なんですよね。2クール連続覇権はすごいです。調べてみると割と前から頭角を現しているみたいでしたが個人的には今一番の注目株です。
重労働は願いませんができる範囲で頑張ってほしいです。

まとめ


今期も前期同様、全体的に暗いイメージでしたが、ダークな意味での暗さであった前回とはニュアンスが違い、しんみりした暗さである感じでした。

今期はちょっと見ていた作品数が少なく不作だと思われがちですが僕自身色々とアニメを見る時間がなかったので本当に厳選したピックアップになってしまってるのもそう感じる原因かと思います。ただ今期も例に漏れず、おもしろかった作品は本当におもしろかったです。量も大事ですがやっぱり質はもっと大事です。

来期も期待ですね。アニメだけではなく、僕自身も来期はどうなっているのか気になる次第であります。

 

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*1:2021年4月~6月に放映されたアニメを指します