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2022年冬アニメ*1
たくやかつみです。
暖かくなってきました。学生なら卒業または終業式を済ませ、社会人なら退職または流れるように季節を素通りしている感じでしょうか。2,3年目の方は新しい後輩にワクワクしたり
この時期は心機一転。だいたいの人は寂しくもどこか胸躍る感じですね。
僕もこのたび新しいバイト先に拾ってもらい、長かったスランプから抜け出すことができました。占いでも今年はいいことあるみたいです。
ブレイクの兆しは思ったよりなくて結構ショックを受けていますが……
しょうもない前置きは終わりでさっさと今期アニメの話をしましょう。
今期は豊作でしたね。最近ちょっと控えめな感じでしたが今期はおもしろいのが多かったです。
試聴したアニメはこちら↓
例によって全部見た作品は下線。さらに毎週楽しみにしていたのは赤文字です。
今期も目を付けた作品は全部完走しましたがやっぱり見ている作品数が少ないですね。
言い訳するとやっぱりこの歳になるとアニメを見るのがしんどくなってくるんですよ。なろう系は経験則からほぼ0話切りしてしまった点は申し訳ないです。もしかしたら無職転生みたいにおもしろくなる可能性も十分にあるのですが、そもそもあの世界観が僕には合っていないというか……とにかく上記に並んでいる作品たち、とくに赤文字の作品たちはそんな怠惰で受動的な僕の心を見事に掴み取ったすごい作品と言うことです。
いつもはこのあと覇権アニメを決めるわけですが今期はほんとすごいですね。
なんせ赤文字表記した作品がすべて覇権レベルです。というのも、いつもならある程度比較できる程度の差やジャンルの類似点があるのですが、今期はどの作品も各ジャンルのハイレベルなところを叩き出しているので、僕としては明確な覇権アニメが決められなかったです。といっても一番楽しめたのは「ハコヅメ」でしたが、それは僕がギャグ系、お仕事系がすきだからなだけでそれだけの理由で覇権を決めてしまっていいのだろうかと……そういうことです。
というわけで今回は赤文字4作*3、全部紹介していこうと思います。軽く。
明日ちゃんのセーラー服
読み方はあしたちゃんではなくあけびちゃん
すげえざっくりあらすじを伝えると田舎の学校で自分以外の生徒がおらず友達がいなかった明日小路(あけびこみち)ちゃんがお嬢様学校で友達バンバン作っていくっていう話。
ドール人形のようなキャラデザは少し人を選ぶところがあると思いますがcloverworksさんなこともあって作画がえぐい。特にフェチズムに対するこだわりがすごい。
うなじ、脇、濡れて透ける服、脚、髪、唇。直接的ではないエロスが所々垣間見えるまさに意識高い系エロアニメ。
内容は作画の邪魔をしないためか控えめ、とはいえつまらないわけではない
オーソドックスな日常系。俗にいうきらら系。
しかし7話はシナリオも今期トップレベルでヤバい。すごい。
作画を重要視すれば今期覇権はこれ
その着せ替え人形は恋をする
くそざっくり解説するとひな人形を作る職人(頭師)に憧れる五条新菜(ごじょうわかな)が超美人ギャル喜多川海夢(きたがわまりん)のためコスプレ衣装を作ってあげるという話。ジャンルはラブコメ
ベースはモテない地味男の俺にクラス一美人のやさしいギャルが俺に興味津々なんだが?的なよくあるものだがオタク側が五条くん(男)ではなく喜多川さん(ヒロイン)側なのが少し新鮮。そしてラブコメとしても完成度が非常に高い。胸がキュンキュンするしニヤニヤが止まらん。あとこちらもcloverworksさんなので作画がえぐい。
特に個人的には2話における喜多川さんの乳揺れ作画でこのアニメはすごいと確信した。ボインボインという効果音が一切ないのに脳内でボインボインが勝手に再生されるほどに質感のある美しい乳揺れ作画がそこにはあった。あそこは本当にすごい。
gif画像保存しとけばよかった。すごい。
ただ個人的には日本の伝統的な造形界隈とコスプレというサブカル世界のミスマッチの融合が何気に結構響いていたのでそこをもうちょい活かしてほしかった。
ただまあそこらへん拘り始めるとラブコメではなくなってしまいそうだしこれ以上に修正する余事が凡人の僕には考えられないのでこのアニメも十分に覇権候補。
ストーリー、作画、全体的にレベルが高いのでラブコメがすきでアニメが好きな人的には今期覇権はこれ
平家物語
祇園精舎の鐘の声~でおなじみ平家物語。
800年の時を越えて待望のアニメ化。オリキャラとして琵琶法師の琵琶ちゃんがひとり*4ただ立ち位置としては視聴者の依代みたいなものなのでこれといって話を改変することはなくむしろ感情移入しやすくなるというもの
以前紹介したけいおんの考察におけるあずにゃんみたいなものです。
義務教育で歴史の授業受けた日本人ならおそらく誰でもあらすじは分かると思うので割愛。
監督はけいおんなどで知られる山田尚子さん。
全員同じような恰好をしているところと名前がわかりずらい、あと色々聞きなれない地名が出てくるのである程度教養がないと理解しがたい部分がある典型的な意識高い系アニメで避けてしまうところがありますがそこは山田尚子監督。内容がむずかしくてもなんとなく視聴継続できます。個人的にこの監督の一番すごいところはここだと思うんですよね。どんな内容の作品でも見ていてなんかおもしろいなと思わせる魅力がある。その理由はテンポかセリフ回しか構図かなにかはよくわからないですがひとつ言えることがあればこれが才能だということです。
特に中盤からは源氏も登場し、 平家の主要メンバーについてもだんだんわかってきてますます物語に没入させられます。このまま個人的今期覇権どころか殿堂入りまでいくと思われました。しかし……
何かが足りない
なんでしょう。最終回。何かが足りない。けど何が足りないのかわからない。
主題歌はもちろん祇園精舎詠唱で締めくくるところも完璧だったはずなんだが……何か足りない。
9話までの流れで決まればほぼ確実に殿堂入りしていたんだが10,11話でなにか決定打が足りなかった。
多分全員死ぬのがわかりきっていたのであまりキャラに感情移入できなかったこと、そもそも僕が徳子 清盛 後白河法皇くらいしか登場人物を覚えられなかったお馬鹿さんであったこと
平家の人が死ぬたびに琵琶ちゃんが号泣する演出がなんか冷めてしまったこと
色々難点もありますがそんなのもうどうしようもないし結局何が足りなかったのかはわからない。
ただ殿堂入りはしなかったものの傑作であったことには変わりないので個人的には時間があれば是非見てほしい作品。
ハコヅメ~交番女子の復讐~
個人的今期覇権アニメ。コメディ枠。
独特な絵柄ですがドラマ化してた時元バイト先の古本屋でやたら売れていたので内容がおもしろいんだろうなぁと思って見てましたがたしかにおもしろかった。
他に並べてるアニメと比較しても作画は平凡だし特別動くわけでも演出に光るものがあったわけでもありませんがシンプルに話がおもしろいのでとにかく見ていて飽きなかった。最初から最後まで安定して楽しめた。だから個人的覇権はこのアニメです。
ところどころくどいノリなどはあるものの気になるレベルではなくセンスのいい言い回しもありシンプルに話を作るのが上手です。
ただ他のアニメと評価しているところが全然違うのでこれを覇権とするには……なと思い今回は4作すべて紹介させていただきました。
まとめ
今期はおもしろい作品が多かったですね。
特に個人的には女性クリエイターが強かったイメージです。
鬼滅は言わずもがな女性作者ですし着せ替え人形とハコヅメも元本職等経験者の女性作家です。平家物語の山田尚子監督も女性ですし、やはり女性作家は心理描写や感情に訴えるような演出がめちゃくちゃ上手い方が多いです。
したがって魅力的なキャラクターを作るのがうまく、特にハコヅメのような経験もセンスもある方の作品はとても質が高かった印象です。
来期も結構豪華なラインナップです。
SPY×FAMILYやらまちカドまぞく2期やら、あとやまじょ*5の作者の新作やら期待できる作品が多いですね。いいことです。
個人的にまだ覇権は全然読めないですがサマータイムレンダあたりがダークホースになりそうな予感……当たるかな?
来期はこちら↓