たくやかつみの日記

自己顕示欲の廃棄場

本当にコスパのいいiPadとは

新しいiPadがほしい


たくやかつみです。
新しいiPadがほしいです。

2024年4月現在iPadは大きく分けて mini、無印、Air、Proの4種類あり
それぞれminiは6世代、無印は10、Airは5、Proは6といった感じでリリースされています。

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miniは約8インチとiPhoneiPadの中間の大きさ、片手で持てる彼岸島とかの青年コミック程度のサイズです。小さいながらも性能はなぜか無印より高めに設定されています。

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Proはその名の通りProです。ニュアンスはPS4Proみたいな感じです。ノートPC並みにでかいです。一番の特徴はやはりCPUにM2チップというものを搭載していること
M2はAppleのノートPCであるMacbookなどに使われているCPUで性能はなんとIntelのCorei7(12世代)に匹敵するどころか上回るほどの性能を誇っています。
GPU性能も高く原神やマイクラ程度ならサクサク動くレベルの性能があります。
ソースが知恵袋なのでアレですが低価格のGTX1650並みの性能*1はあるとのこと
そんな化け物スペックのCPUをただのデカいスマホであるiPadに搭載しているのだから超オーバースペックであることが考えられます。
当たり前の話ですが性能が高いCPUほど電力を使う傾向があり、カタログ上はバッテリー動作時間は他のタイプと同じ性能になっていますがバッテリー容量が記載されていないのでおそらく容量がデカいかCPU性能がほかのMacbookとかと比べて抑えられている可能性があります。それでもM2チップと聞くとつい欲しくなってしまいますね。

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Airはややこしいですが早い話Proの廉価版です。現在最新のAir5はなんとM1チップが搭載されています。芸人の大会ではなくCPUの名前です。
先ほどあげたM2のひとつ前の世代であり性能差は20~30%ほどしかないのでコスパが高いです。
現在のiPad市場ではこいつが一番の人気者です。買うならAir最新の5かひとつ前のAir4にしろという結論になりがちです。

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最後に無印ですが現在10世代目です。一番の古参ですが一番不遇な扱いを受けているかわいそうな人です。10インチというiPad定番の大きさ、本で例えるときららとかで使われてるB5のワイド本程度ですが性能はなぜかminiより低いですし使えるAppleペンシルはあのダサい充電方法で定評のある1世代しか使えません。ちなみにminiはなぜか第2世代対応です。
搭載されているCPUはA14。iPhone12で使われてるやつです。つまりデカいiPhone12。
同じ性能のノートPCと据え置きのPCだと据え置きのほうが安くなるPC界隈ではあるあるの現象から考えるとiPadのほうが安価で手に入りそうなものですが、iPhoneiPadはニーズが完全に異なるため、定価はiPadのほうがiPhone12より2万円ほど高いです。これならM1搭載されてるAirでいいやってなってしまいます。
ちなみにA14とM1ではおよそ2倍の性能差があると言われています。

個人的に欲しいやつ


さてここまで詳細にそれぞれのやつを書いていけばおのずと結論が出そうですが、そうです。

僕が今一番欲しいのは無印のiPad10です。

まあ当然の判断ですよね。Proはオーバースペック過ぎて値段も10万以上します。これなら据え置きのWindowsのPCかMacbookにしてしまったほうがいいでしょう。

Miniは画面のサイズが中途半端で特別感がなくイラストも描きずらいです。
本読みたいだけの人にはちょうどいいサイズかもしませんが、それにしてはオーバースペックでこれなら1万円程度で買えるFireHDを買うほうが賢いです。

そしてAirはM1チップを搭載しているもののその反動はやはり大きく値段がもはやProとあまり変わらぬものとなってしまいました。ギリ10万以内に抑えたって感じ
なので前の世代のAir4かちょっと奮発してAir5にするのが無難なのですが、やっぱり無印ですよ。無印最強。

無印のiPad10は値段が定価6万円台に抑えられています。性能をあんなにネガキャンしといてなんですが実は中身がAirのひとつ下世代であるAir4とほとんど同じです。
そうです。現在の無印の立ち位置はAirの廉価版なのです。つまりProの廉価版でリリースされたAirがいつの間にかProと大差ない値段になってしまったがためにまともに型落ちさせている無印が現在一番賢い選択なのです。2倍以上ある性能のM1に目を奪われがちですが冷静に考えるとiPadにM1はオーバースペックです。

ほぼ唯一の欠点として無印はいまだにAppleペンシルが第一世代にしか対応していないという点があげられますがぶっちゃけ林檎信者以外のほとんどのiPadユーザーは2000円くらいの安いスタイラスペンを使っていると思われますので言い逃れできないクソ要素ではありますがそこまで致命的な問題ではないです。
代わりとしてあまり大々的には言われていませんが無印はAir4と違い5Gに対応しています。そしてリリースされたのがAir4より新しいので2024年4月現在市場にでているものではほとんど中古しかないAir4と違い新品で購入することができますし、中古の品も良質なものが多いです。また皮肉にもネームバリューをほとんどAirに奪われてしまっている点からAir4よりも無印のほうが少し安いです。

以上の点から現在無印が一番安定しており一番最強のコストパフォーマンスを誇っているのです。

iPad10が欲しい理由


さてさて10世代のiPadがなぜほしいのかここで理由を書き並べようと思います。
正確には欲しいというより買い替えたいといった感じです。

takuya-katumi.hateblo.jp

実は僕現在第6世代の無印iPadを持っています

そして現在買い替えを検討している理由が

  • 見た目がおしゃれ
  • 性能が高いらしい
  • タイプCに対応している
  • ホームボタンが廃止されよりスタイリッシュになった

等の理由が挙げられます。

見た目がおしゃれというのは、iPadは現在大きく分けて旧型と新型の2種類のデザインがあるのですが、10世代から無印もついに新型のデザインになりました。違いとしてはホームボタンの廃止と側面が平面になりスタイリッシュになったというのが挙げられます。例えるなら初代DSからDSLiteになったような感じです。

ホームボタンは便利ではあるのですが使い慣れるとログインのときくらいしか使わなくなるのであんまり必要性を感じないんですよね。新型も指紋認証なのですが認証場所がホームボタンではなく電源ボタンに変更されました。これによりスムーズさがなくなるかと思ってましたがよく考えてみれば認証する指を親指から人差し指に変えるだけなのであんまし大きな問題でもなかったです。CPU性能の向上により認証スピードも速くなっているらしく持ち主が電源ボタンを押せば即ログインということが理論上可能になります。こういうのなんかスタイリッシュで憧れるじゃないですか。

そしてタイプCに対応したことによりワンチャン変換機器を用いればPCのサブモニタとして使うこともできるかもしれません*2

何よりも大きいのがCPU性能の向上です。
現在使っている第6世代のiPadがiPhone8に使われているらしいA10というCPUなのですが、10世代がA14。
所説ありますがこの2つの性能差はおおよそ3倍以上あるとされています。時代の流れはすごいです。ちなみに先述しましたが10世代に搭載されてるA14と今Air5などに搭載されてるM1のとの性能差は2倍です。

買うのを渋ってる理由


 さてここまで悩んでるんだったら買っちゃえよという話なのですが当然悩んでいるには理由があります。てかぶっちゃけこの記事を書いてるうちにやっぱ買わなくてもいいかなと思い始めています。
その理由がこちら

  • 値段が高い
  • カバーをつけてしまうとデザインがあんまり意味ない
  • イヤホンジャックが廃止された
  • 今持ってる6世代で十分満足してる

といった感じです。

まずイヤホンが廃止されてしまっている件ですがここ最近は一人暮らしなのもあって普通に音を流しながらiPadを使っているのであまり障害にはなりません。むしろここ最近はわざわざイヤホンを接続するのが億劫になってきてます。こうして人間というんは段々何もしなくなっていくのでしょうね。

しかし何より渋っているのが値段が高いという点。
高いと言っても6万円台でぼったくりというレベルではなく中古だと40000円台行きそうな物もあるのですがメリットのわりに高いです。
何よりも現状の第6世代で十分満足しており、買おうとしている主な理由がデザインが新しくなって性能が3倍以上になってるなら買おうかなという好奇心的な要因でしかないので、それに6万円を払う価値は個人的にないかなといった感じです。仮に今持ってるやつを売ったとしても傷がついてますからよくて1万円で買い取れたとしてそれでも3万円以上かかります。新品のswitchより高いです。
今持ってるやつが壊れたら~とも思いますが現状バッテリー以外寿命要素がなくバッテリーはAmazonに売ってるので多分10年は普通に持ちます。10年もすればさらに性能が向上しているでしょうし下手すればiPadどころではないスーパーガジェットが登場していてもおかしくありません。

そもそも今のiPadは調子乗りすぎです。Appleもおそらく信者にはAirを売りたいので第2世代のペンシルが使えないいやがらせをしてきますし。林檎信者というのはとりあえず純正品至上主義ですから敢えて無印で第二世代のペンシルを使えなくすることにより本当に売りたいAirに選択肢を絞らせるのです。そして一般ユーザーに対しては手を付けやすい無印から触らせて着実に純正の沼に落とそうとしてくる……Appleは本当に小賢しい企業です。Apple製品は信用できますがApple社は信用できないです。

なんかサプリとかを売ってるマルチとやり方が似てますよね。高いけどたしかに性能とかを考えたら妥当かと思わせる絶妙にやらしいラインの製品を作るのがうまいです。

AirとかProなんかまさにその典型ですよね。ただのデカいスマホにM1はオーバースペックです。使いこなすには動画でも作るしかないですがそれならPC買えって話になってきますし、わざわざ10万円以上払って8万くらいで組めるPCと大差ないものをありがたがるのはアホです。大は小を兼ねるとはいいますが世の中なんでもかんでも質が高ければいいというわけではありません。上質なものにはもちろん相応の対価があります。身の丈にあったものを選びましょう。

*1:PS4Proよりワンチャンちょい上の性能。

*2:従来のライトニングではできない