2022年6月13日
たくやかつみです。
このたびWindows11を導入しました。
理由としてはいずれ強制的に導入されるらしいので無料でできるうちにやっておこうと思ったことと例のタスクバー中央揃え問題が解決できると知ったこと、あと動作が軽くなるという噂を聞いたのでやってみようと思いました。
というわけで個人的に導入してみた感覚を紹介していきたいと思います。*1
概要
ざっと解説。
導入したデスクトップ画面がこちらです。
周りにあるごちゃごちゃしたソフトについてはノーコメントで
大きな特徴としてはやっぱりタスクバーが中央揃えになっていること
一部フォルダーのアイコンデザインが某林檎社のオサレ全振りOSのごとく一新されていること*2ちなみにフォルダアイコンの中身が非表示になったのでえっちな画像などを隠したい人たちには何気に嬉しい改良かな?(まあWin10でもアイコン変更で非表示にできるんですが……)
「デスクトップのアイコンなんかデカくされてね?クソ改変やめろやボケが」と思ったそこのあなた。ご安心ください。これは僕がWin10の時からやってただけでWin11の仕様ではありません。*3
アップグレードしたから初期化されるとかいうのはなくデスクトップやタスクバーに配置してあるソフトはほとんどすべてそのままの状態で残っています。(リセットされた部分もありますがそれは後述)導入していたマウスジェスチャーも問題なく使えました。あとスリープタイマーやロック画面にデスクトップ、スタートアップなどの設定も問題なく引き継がれています。
ここまでの感じはUIがMacっぽくなったWindows10って感じです。
ひとつ注意していただきたいのは音量が50あたりに勝手に変更されていること
ヘッドホンの都合で音量を10程度にしている僕は突然の爆音にびっくりしました。
カスタマイズ
しかしそうですね。個人的にはタスクバーが中央揃えなのはなんか使いにくい。なによりWindows画面(?)も我が物顔で中央にデーンと出てくる感じも邪魔だし生意気で嫌です。
こいつは隅っこのほうで申し訳なさそうに出るからこそ輝くのです。Windows8で何を学んだのだと言いたいところですがちゃんと対策されてます。
タスクバー*4の何もないところを右クリック→タスクバーの設定→タスクバーの動作→タスクバーの配置→中央揃えを左揃えに変更
これで従来のおとなしいタスクバーにもどってくれます。真面目な話Microsoftさんはこれができることを全面的にアピールしたり導入直後にこれを設定できるようにしたほうがWin11のアップデート数は増えると思います。多分Windows11に導入しない原因ってめんどくさいを除けばこれが一番の足枷になってると思います。
そして個人的に気になったしれっと従来の仲間面してタスクバーのしかも手前のほうに居座ってるこいつら
お前ら誰やねん
しかもこいつらマウスドロップや右クリックが完全無効で消すことも動かすこともできないという……しかしご安心ください。これも上記のタスクバー設定で消せます。
互換性
何気に一番気になるところ
Windows11にすることであれが使えなくなったらどうしようというのはあると思いますが結論から言うと問題なし。Windows10で使えたソフトはほぼすべて使えると思います。
仮に動かないソフトがあってもダウンロードサイトなどで配布されている最新版に更新すれば改善されるかと
AudacityやAviUtlなどメジャーなのはもちろんエミュレータなども動作しました。
あと名前も知られてないような古いソフトもいくつか確認しましたが動きました。*5ていうか僕の場合はWin10だと正常に動かなかったエロゲが快適に動いたりしたのでむしろ改善された例すらあります。
だいたい今時のPCで使うようなツールってOBSやらDiscordやら頻繁にアップデートされるような有名どころしか使ってない層がほとんだと思うので互換性については正直気にする必要はないと思います。
大きなUI変更点、問題点
大きなといってもいうほどの変化ではないんですがまずひとつは右クリック時のメニュー欄。
シンプルになってます。
コピペ関連が下のところにまとめられ、アイコンのみになったので慣れないですが個人的にはそれらの動作はもうキーボードやマウスジェスチャーで済ましているので特に不満は感じませんでした。
むしろ圧縮がしやすくなってありがたい。従来は右クリック→送る→圧縮でちょい手間でしたがワンクリックでできるようになってる。ちなみに一番下にある「その他のオプションを表示」で従来の表示形式がでてきます。
ここら辺も設定で変更できるかもしれませんが個人的に必要性は感じないのでスルー。
圧縮ファイルの解凍も同様に外部の解凍ソフトの専用コマンドはこちらにまとめられてます。なので基本的には昔ながらの「すべて展開」を選択することになります。ここは個人的にもう「解凍」で覚えちゃってるので今更「展開」という用語を掘り起こされてもすこし戸惑うというのが本音です。
あと小ネタとしてウィンドウ右上にある最大化のアイコンに一定時間カーソルを置くといろんな表示形式を選択できるようになってます。
いやだからなんだよって話なんですが
マルチタスクをする人には便利かもしれませんね。
あと個人的にめちゃくちゃ嬉しかったので紹介したいんですけどついに絵文字変換ができるようになったっていうのが嬉しい😂😂😂😂
やり方は予測変換表示中に右下にある❤️みたいなところをクリックするかWinキー+.でできます。
これでニコニココメントなどでおじさん構文や朝青龍構文が書き込みやすくなります。*6
5chも最近絵文字に対応したというのでこれは本当にありがたい。最高。
しかしいいことだけではなく不満だった点もありました。それがスタートアップのピン留め設定
基本的にWin10で使ってた設定や配置などはすべて引き継いでくれているのですがなぜかスタートアップだけはリセットされていました。しかも謎選出のソフトが常駐しているという……まぁこれに関してはいいんです。いらないのを外して付け直せばいいだけなので、少し手間ですがこのくらいで文句は言いません。
ただちょっと気に入らないのが配置が固定されているということ
iPhoneのホーム画面みたいな感じです。1列に6つ配置できるわけですがアプリの種類ごとに空白を空けたり、あまり使わないものは下の隅っこの方にまとめたりという自由な配置ができず、これが個人的になんかいやです。今のところ不満なのはこれだけですかね。
まとめ
まだ数時間しか使ってないのでなんとも言えないですが基本的にはWindows10がちょっとMacっぽい見た目になっただけで大した変化はないなという感じですかね。
素人的見解としては特に問題点もなければめちゃくちゃよかったこともなくまあ無料のうちに導入出来てよかったーくらいですかね。
かといって全く問題がないということもない無難さなのでとりあえず大手メーカーを叩くことで自己のアイデンティティを保つ情報強者の皆様も是非粗を見つけて気持ちよくなるために導入してみてはいかがでしょうか。どうせ今なら10にすぐ戻せるみたいですし
ちなみに動作が軽くなるという噂を聞いていましたが個人的にそういう感じはなかったです。たしかに右クリックしてからメニューが表示されるまでの時間が秒になった感じや画質が少し向上したり滑らかになったような感覚はありますが。ソフトの起動時間は普通に長かったですし*7特別改善されたかと言われれば微妙でした。ほんとにWin10がMacっぽいデザインになっただけって感じです。
まあまだ使って数時間程度なのでもし致命的な問題点やとんでもない神機能が発覚すれば追記しようと思います。